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Vol.93 古いマンションは建替計画の調査を住まいに関する質問や相談に
プロフェッショナルが様々な視点からズバリ答えるこのコラム。
今回は「古いマンションは買わないほうがいいですか?」
を取り上げます。
Q.中古マンションを購入しようと考えています。
場所は東京都港区南麻布です。
場所柄、価格の高い物件ばかりですが、
この部屋は66m2で3800万、築30年です。
このような古いマンションは買わないほうがいいでしょうか?
突然、建て替えで立ち退きなどあるのでしょうか?
教えてください。
(30代 女性)
今回はコラム「失敗しないためのお部屋探し裏テクニック 」でもお馴染みの、
ライター 鳥海耕二さんに答えてもらいました。
鳥海耕二 プロフィール
1972年生まれ。
ライター。
大原法律専門学校において
「宅地建物取引主任者」資格の講師としても活動。
著書に「はじめてのマンション購入マニュアル」
「
頭のいい人がしている大人の勉強法
」(ぱる出版)、などがある。
■マンションの建て替えについて
例えば、一戸建ての住宅を中古で購入した場合は、
建て替えは自分のタイミングでおこなえます。
ある程度、築年数が古くなっても、リフォームをしながら使い続けるか、
それとも、建て直すか、自分の判断で決めることができます。
しかし、マンションの場合は、複数の区分所有者で成り立っていますので、
自分の判断のみで建て替えをするかしないかを決めることはできません。
みんなで相談をしながら決めていくことになります。
ご質問にあるような築年数の古い物件ですと、そう遠くはない将来に、
建て替えについて議論される可能性はあると思います。
価格も3,800万円と高額ですので、
仲介している不動産屋の営業マンなどを通して、
このマンションの建て替えの計画について、
十分に調べたほうがいいと思います。
また、築年数の古い物件は、新築の物件と比べ、
他にも注意しなければならないことがあります。
それは、設備です。
当然ではありますが、キッチンやお風呂など水まわりの設備には、
耐用年数があります。
古くなれば、いずれは交換しなければなりません。
築30年ですと、水まわりについて、
すでにリフォームされている可能性は高いと思いますが、
いつリフォームされたのか調べたほうがいいでしょう。
■色々な物件を見てみよう
私は、マイホームを探す上で、色々な物件を見ることをおすすめします。
例えば、マンションならば、
新築物件と中古物件の両方を比べれば、それぞれのよさがわかります。
ご質問にありましたように、中古物件の魅力は価格です。
新築ならば手の届かないエリアであっても、中古物件ならば購入できます。
中古物件は、価格面でのメリットがあります。
一方、新築物件は、設備面でのよさがあります。
最新のシステムキッチンやバスルーム、床暖房や24時間換気システム、その他、防犯カメラなど防犯設備が充実しているなどの利点があります。
マンション自体の設備を重視するのか、それとも、エリアを重視するのか、
実際に物件を見比べることによって比較検討することができます。
また、一戸建て住宅には、マンションにはない利点があります。
それは、先ほどもお伝えしましたように、
リフォームや建て替えについて、自分で計画できるという点です。
一戸建て住宅も、新築物件と中古物件に分けられますので、
マンションと同様に、設備を重視するのか、それとも、エリアを重視するのか、
比較検討することができます。
「百聞は一見に如かず」といいますが、実際に様々な物件を見ることによって、
自分にとってのベストな物件は何かが見えてくると思いますので、
十分に比較検討されることをおすすめします。
「中古マンションの購入を検討されていた方が最終的に新築マンションを購入する」
「新築マンションの購入を検討されていた方が最終的に中古マンションを購入する」
これは、実際にもよくあるようです。
今回のポイント!
・仲介している不動産屋の営業マンなどを通して、
マンションの建て替えの計画について、十分に調べる。
・新築・中古マンション、新築・中古戸建住宅など、
色々な物件を見学して、比較検討してみる。
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